体が先か心が先か問題

癒しは体から始めた方がいいのか。
それとも、心からなのか。


私の結論は、今のところ同時進行が望ましい…です。

そりゃそうでしょって感じですよね。すみません。


私の知っている統合医療の医師は、うつの患者さんには、まず食生活を改善して腸をきれいにしてもらうと言っていました。

賛成です。

そもそも心と体は分けられないものです。
全体(ホリスティック)で良くなっていかないとね。



最近の私は、体が楽になればそれでいいという気がちょっとしてたんだけど、自分の中で撤回しました。

私の場合、もう既に心が相当楽になった状態だから、そう思えたんですね。


また自分のことですみませんが、私がパニック様の症状を発症する前は、アトピー性皮膚炎のせいもあって、玄米菜食をそこそこ真面目に、数年に渡り実行していました。

添加物や農薬、白砂糖などをできる限り排除しつつ。


これで、ホメオパシーのレメディーが功を奏する素地が出来上がりました。
暴飲暴食を続けている体と自然に近い体では、その効果に差が出ます。


というわけで、私のアトピーは見事にホメオパシーで寛解。



その後、パニック様の症状が発症。
ホメオパシーのレメディーには相当助けられましたが、これだけでは無理でした。


そうなんです。
レメディーだけで全て良くなるわけではないんです。


ホメオパシーの父、サミュエル・ハーネマンは「慢性病論」の中でこんなことを言っているそうです。(本を読んでいないのでまた聞きです)

信念の病気を持っている人は、レメディーを与えても全く効かない


信念とは、例えば

「優秀であらねばならない」
「自分は無能だ」
「私は独りぼっち」
「私は愛されない」

等々、無意識にある思い込みのことです。

これらがあると、何だかわからないけど苦しいです。生きづらいです。病んでしまうこともあるでしょう。



レメディーが効かなくても、今はハーネマンの時代にはなかったと思われる心理カウンセリングやセラピーがあります。

心(信念)のケアが可能です。


ということで、体に症状が出ていたとしても、体をケアするだけでは足りないという結論になってしまいますね。

症状が改善されたとしても、心の方をケアしないと再発の可能性が高くなります。


そうは言っても、体の症状が軽くなると心も軽くなりますね。

なので、今のところ心と体の同時進行が望ましいと思っています。




心と体の調整で「自分と一致団結」をお手伝いする

心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)