ホメオパシーとは
ホメオパシーは1796年にドイツ人医師のサミュエル・ハーネマンが体系づけた自然療法です。
「心身に症状を引き起こすものは、同じような症状を取り去るものとなる」という同種の法則が元となっています。
ハーネマンは、マラリアに効くキナの皮を煎じて飲んだときに、発熱、悪寒、衰弱などマラリアと似た症状が起きたことをきっかけに、療法として確立していきました。
日本にも、昔からこの同種療法は生活に取り入れられています。
例えば、喉が痛い時には生姜湯を飲む、風邪を引いたら首にネギを巻くというようなことです。
生姜湯は飲むとヒリヒリします。ネギは涙や鼻水を出させる働きがあります。症状と同じ作用があるということです。
ホメオパシーでは、レメディを摂ってその人が持っている自然治癒力を呼び起こします。
レメディには砂糖玉と液体があり、蛇毒やヒ素など毒性の強い物質を元に作られているものもたくさんあります。
ただし、アボガドロ数の限界希釈である「10の24乗倍希釈」を遥かに超えるところまで希釈しているので、その原物質の分子はレメディには存在していません。
つまり、毒性の強いものを基にレメディを作っても、レメディには毒性が存在しないということです。
従って、毒から作られたレメディでも安心して摂取できます。
毒性のない物質に関しては、原物質を残しているレメディもあります。
レメディは、セルフケアとして摂ることも可能ですが、慢性的な問題にはホメオパス(ホメオパシーの治療士)に相談していただくことを強くお勧めします。
レメディは、残念ながら日本ではドラッグストアなどで簡単に手に入るものではありません。
ところが、ヨーロッパなどでは、ドラッグストアで手軽に購入できます。
実際、私はイギリスとニュージーランドで買ったことがあります。処方箋も必要ありません。
日本の漢方薬的な位置づけに近いかもしれません。
原理が全く違うので、症状に合わせて手軽に手に入るという意味においてのみですが。
何年か前、朝日新聞の事実を捻じ曲げ非常に偏った報道によって盛大に叩かれましたが、ホメオパシーで人々が健康になると困る人がいるんでしょうかね。
こちらの書籍を読むとバッシングの真相が分かります。
「毒と私」由井寅子(幻冬舎/2011年)
因みに、英国王室もロックフェラー家もホメオパシーを愛用しているそうですよ。
参考までに、私がインナーチャイルドセラピーを学んだ「ホメオパシー統合医療専門校」(通称CHhom)のリンクを貼っておきます。
そして、今こちらではイベント・セミナーが頻繁に開催されています。
つい最近まで有料でしたが、今は原則無料で参加できます。(2021年6月現在)
オンラインでの参加も可能です。私はいつもオンラインで視聴しています。ありがたいです。
ホメオパシーは、自然な形で心身ともに健康になれる優れた療法です。
私はこれからもお世話になります。
関連記事
あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)
0コメント