トークセッションでは愚痴もお聞きしますが…

愚痴は、全く言わないよりは、言った方が健康にはいいと思います。
溜まったものを吐き出すことは悪いことではありません。


でも、ずーっと同じネタで愚痴を言っているのであれば、自分の中に愚痴が生まれる原因のようなものがないか、探索した方がいいとも思います。


だって、人は自分のフィルターを通して世の中を見ているから。
フィルターが変われば、その件に関しての愚痴は出てこなくなる可能性大。

このフィルターは、思い込み・価値観・信念です。


例えば「わがままはいけない」というフィルターを持っているとします。自覚のある場合とない場合がありますが。


自分が禁じていることをいとも簡単に他人がやると、人ってモヤモヤするもんなんですよね。
そして、わがままな人を批判したくなったり、怒りを感じたり。

ネガティブなフィルターが多いと、その人の目には世界がネガティブなものに映るでしょう。
生きづらいと思います。

結局、愚痴はフィルターを通して作ったその人独自の物語。
事実ではないことも多いんです。


だから、日頃から事実と解釈を分けて考えることも大事。

ということで、吐き出したい気持ちがある時は、セッションで出していただいてOKです。
が、延々と同じことに対して愚痴を言っているのは、時間がもったいないと思うわけです。


時間は最も貴重な資源。


フィルターを見つけた方が貴重な資源を無駄にせずに済むし、早く楽になれます。

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心理セラピスト　長沼美恵（ながぬまみえ）