心理セラピー「フォーカシング」で得た副産物

現在提供中の「自分と一致団結する『トークセッション』」は、フォーカシングという心理セラピーを使うことがあります。


私は、この心理セラピーを使って、時々自分自身にもワークを行っています。

実は、最近行ったセルフワークが効いたのか、体のある部分が軽く楽になったんです。
そのワークの記録はこちらです。


【体との対話note】「私は大丈夫なんだぁ」という安心感と向き合ってみた


このセルフワーク、ポジティブな感覚から始めたにもかかわらず、その感覚と対話していくと、ネガティブな感覚が出てきました。


そのネガティブな感覚は、最初は胴体全体に岩のように存在していたのですが、しばらく対話を続けていると、やがて粒になりました。
この粒の居場所は胃の辺りです。


この粒は、私に自分の存在を知ってもらって嬉しそうでした。


そうそう大事なことを忘れていた。

私、このセルフワークを行う数週間前から、胃の辺りが重くて圧迫感を感じていたんです。
自分でも気づかないところで気に病んでいることでもあるのかなと思っていました。


その胃の辺りにあった粒は、その日は見つけてもらっただけで満足だったようなので、そこで対話を止めてセルフワークを終わりました。
また、会いに来る約束をして。


終了直後は、まだ胃の辺りには重さを感じていました。
が、翌日にはあの重い感覚が消えてることに気づきました。
そして、今に至ります。


100%ではないにしても、全然違います。
あの重い不快感はありません。

しばらくしたら戻ってくるかもしれませんが、今のところは大丈夫です。

このセルフワークとの因果関係はわかりませんが、自分ではそうとしか思えません。

フォーカシングは、最初から胃の重さにアプローチすることも可能です。

私の今回の場合は、継続してセルフワークを行っているために、前回の続きのポジティブな感覚から始めました。
すると、副産物的に胃の感覚に改善が見られたってわけです。


前回のテーマは、「子供の頃の押し潰されそうな不安感」でした。
私は、子供の頃から胃の辺りに重い感覚が断続的にあったんですよね。前回のワークでも、胃の辺りの重い感覚が出てきました。

そしてまた次に出てくるとは…。
まあ、あるでしょうとも。驚きはしません。


心理セラピーやカウンセリングは、1回ですべて解決というわけにはいかないんですよね。
長年抱えてきたものは、それ相応の時間がかかるのは当然と言えば当然。


フォーカシングは自分でもできます。

が、第三者に誘導してもらった方が、より深く自分の内面に入れるというメリットがあります。

ということで、自分と一致団結する『トークセッション』の中で使用することがあります。


フォーカシングは、悩みや問題について詳しくお話しいただかなくても大丈夫です。体の感覚に寄り添うことが基本なので。

また、体の感覚がわからないという方でも可能です。


自分ととことん向き合いたい方にはおすすめです。
これが、自分を大切にする、自分を愛するに繋がっていきます。



あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)