器の大きい人になりたいですか?
ここで言う器とは、心の器のことです。
心の広さ、度量の大きさ、懐の深さと言ってもいいと思います。
思い返せば、昔の私はちょっとしたことでイライラして、随分と器が小さかったというか脆かったというか…、そんな人でした。
現象に対して、ネガティブな反応をしやすかったのです。
都会で仕事をしていた時は、信号待ちやエレベーター待ちにもイライラ。常に時間に追われているような気がしていました。
テレビ番組制作の仕事は確かに忙しいのですが、物理的な忙しさとは関係なく、今思えば書いたとおり、そんな気がしていただけでした。無駄にあせってイラついていました。
色んなことにイラついていて、何かにつけて批判的でした。ジャッジしまくり。
海に例えるならば、当時の私の内面は荒波でした。
今は、穏やかで静かな海面です。これが凪なんだと実感があります。もちろん深いところには、ネガティブな感情があります。そして、時々顔を出します。
それでも昔の私に比べたら、随分と穏やかになったもんだと我ながら感心します。
心の器は受容力と言えます。
受容力を上げるには、経験から言うと自分の内面を癒していくことに尽きると思います。
癒すとは、潜在意識に格納されている不要な思い込みに気づく、あるいは解放するということです。
他にもあるかもしれませんが、私はこれが一番早いと思っています。
まず自分でできることは、どんな感情や思考が湧いても、押し込めずに、一旦はそれを認めてあげることです。
私もそうですが、ネガティブなものって不快なので、一瞬で抑圧してしまうんですよね。ここは常に意識したいところです。
これは自分を大切にするということでもあります。
それと、感情的になった時に、湧いてきた思いを言語化する。そして手で書く。
びっくりするような本音(要らない思い込み)が出てきます。それに気づくだけでも楽になるかもしれません。
恐いことに、自分の気づかないところで、その本音が自動発動して自分の足を引っ張っていたりするのです。
でも大丈夫。思い込みは、気づくと8割程度パワーダウンすると言われています。
自分では難しいと感じたら、ぜひプロのカウンセリングやセラピーを受けてみてください。私が提供しているストレスクリアでも可能です。
これは自分で経験してきているので、本当に強くお奨めします。
プロの手を借りなかったら、今頃まだ荒波に揉まれているかもしれません。
カウンセリングやセラピーは、心の病の人だけが受けるものではありません。自分の器を大きくすることも可能だと言えます。ストレスクリアもね(笑)
どんな小さなことでもいいので、ぜひ頼ってみたらいいと思いますよ。私じゃなくてもいいので。
長沼美恵
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