故郷なのに群馬が大嫌いでした

あなたは、故郷は好きですか?



私は好きです。

でも、昔は大嫌いでした。



なので、子供の頃から高校卒業したら東京に行くと決めていました。

両親も、どこにいても子供が幸せならそれでいいと言ってくれていました。

むしろ高校出たら東京に行くのが当然という親でした。


それには感謝しています。

群馬に戻ってきた今でも、東京で10年ちょっと暮らして良かったと思っています。

まさか戻ってくるとは全く思っていませんでしたが。



戻ってきたばかりの頃は、群馬の粗が目につく目につく(笑)

グンマーの皆様、気を悪くしないでくださいね。群馬の問題ではありません。

私の問題です。私独自のメガネを通して見ているからというのが大きいな要因だと思います。



なので、常に群馬から脱出することを考えて生活していました。

しかも、「生まれ育った故郷を愛せないなんて人間失格かも」と自分を責めたりして。

病んでますよね。



そう、

病んでいたと言ってもいいかも。

パニック障害にまでなっちゃったんだから。(今は寛解しています)



では、なぜ今は群馬を好きなのか。


それは、カウンセリングやセラピーを受けたり、自分とじっくり向き合っていったりするうちに、自分のダメなところを受け入れて、自分て健気で可愛いヤツと思えるようになったから。

そんな自分になったら、気づいたら群馬のことも同じように思えるようになっていました。



意識してなかったけど、以前の私は、自分のことが嫌いだったんですね。
今でも好きかどうかはわかりませんが。

だから、自分と切っても切れない生まれ故郷も嫌いだったのかもしれません。

それと、自分が癒されてきたことで、心の中の地雷を踏まれることが減ってきたのでしょうね。



そうそう、別に群馬のダメなところが改善されたわけではありません。

ダメだと思うところはそのままですよ(笑)

でも、何だか愛しいんです。可愛いヤツなんです。好きなんです。



物心ついた時から地元愛の強い人って幸せなのかもしれませんね。

異常なくらいの愛着はまた別ですけど。ナルシストが、実は自己否定が激しいのと同様に。




心と体の調整で「自分と一致団結」をお手伝いする

心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)