「絶対**するぞ!」と意気込むより「できるかもしれない」くらいの方が力が出る

私のここ一番の推し、YouTubeチャンネル「見るまえに跳べ」のゆぅくん(2歳男児)。
毎回大体1分前後の動画だけど、更新が楽しみで仕方ない。
珍しく更新の通知をONにしてるくらい夢中。


その中で、言葉がけって本当に大事だと感じた動画をご紹介しますね。
長さは1分23秒です。3ヶ月も前の動画ですが。


【雪でもコケてもママを助けたくてしょうがない2歳の男の子】



遊具のスロープを登ろうとしても、ズルズルと滑り落ちてしまうゆうくんに、ママが
「ゆうなら登れるかもしれない」
と声をかけます。


すると、半ば諦めかけていたかのようにも見えるゆうくんの目がキラッと光り、
「ゆうなら登れるかもしれない」
と自分でも呪文のように唱えながら、踏ん張って結構な距離を登ります。


小さな体から力が湧いてくる様子がわかります。



これ、
「ゆうなら絶対に登れる」
じゃないところがいいんですよね。


「絶対」と言われると、登れなかった時に自分を責める可能性があるんですね。
まだ2歳のゆうくんが自分を責めるかはわかりませんが、がっかりくらいはするかもしれないと思います。

これが続くと、自己否定が強くなる可能性は大いにあると思います。
大いにはオーバーか。


「信じれば叶う」というお考えの人もいらっしゃるかもしれませんが、私は違います。
引き寄せとかアファメーションってよろしくないなと思っているし。


そもそも「絶対」なんてないですよね。

あまり軽々しく言いたくはないけど、「神の領域」みたいなのはあるだろうし。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるように。



この言葉がけ、子供に対してだけじゃありません。
自分に対しても同じ。


「絶対**するぞ!」と意気込むと、余裕がなくなりませんか?

体が硬く緊張しますね。呼吸も浅くなりそう。
パフォーマンス(性能、能力)も下がってしまうはずです。


言葉で自分を追い込むことはしない方がいいですね。
自分の中に余白ができる言葉が望ましいと思います。


「**するべき」「**しなければいけない」なども、自分を追い込む言葉ですね。
この言葉は、自分の中に要らない価値観や信念があるという証ですので、くれぐれもご注意ください。


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心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)