好きなことを禁じたら体調崩すかも
懐かしい面々(初めましての方もいらっしゃいましたが)に会うために、東京に1泊してきました。
会合はもちろん楽しみではあったけど、今回は往復の電車の中で読む小説が楽しみで楽しみで。
つくづく私は読書が好きだなと再認識してしまった。
出発前に「小説が読める!」と考えただけでも、胸の辺りがワクワクするんですよ。
ちょっとした幸せ。幸福感。
どんだけ好きなんだ?と自分でもびっくり。
小説は久しぶりだったし。
実は、小説を自分で禁じているようなところがあるんですよね。
だって、他に読まなければならない仕事に関する本や、やるべきことが山積みだし…。
私は、子供の頃から読書が大好きでした。
小学生時代は学校の図書館を頻繁に利用していました。
そんなに好きなものを自分に禁じるなんて、自分がちょっとかわいそうですよね。
幸福感を禁じるようなもの。相当まずいな。
でもね、
こんなことしてる暇があったら仕事しないと。
これが仕事の何につながるの?
なんて、つい仕事のための自己成長や効率なんかを考えて行動してしまうんですよ。
反省。
小説は、確かになくても生きてはいける。
でも、そういうことでもないよね。生きるって。
スパイスがあってこそ、全体のバランス取れるというか。
小説が私の人生にとってスパイスだとしたらね。
小説に限らないけど、自己成長や仕事につながらないからと、好きなものを排除していたら味気ないですよね。
しかも、好きなことをしたり息抜きしたりする時間がないと、交感神経が優位になりやすいと思う。
「あれしなくちゃ、これもしなくちゃ。はあはあはあ」と興奮状態だから、心身ともにすり減るはずです。
長期間この状態だと、体に不調が出てきてもおかしくありません。
だって、自律神経は体の臓器のほとんどに通っている大切な神経なんですよ。
呼吸、消化、心拍、血圧、体温調節、ホルモンの分泌、筋肉の緊張・弛緩など、生命の根幹をコントロールしています。
しかも、自律神経の波には、感情と行動がリンクしているんです。
人生、自律神経次第と言っても過言ではないくらい、めちゃくちゃ重要です。
ということで、生活を楽しむためにも自律神経のバランスのためにも、好きなことや趣味は、あった方がいいってことです。
適度に息抜きしないとね。
その方がパフォーマンスも上がると思いますよ。
因みに今回読んだ本はこちらの2冊。
原田マハ「楽園のカンヴァス」
辻村深月「鍵のない夢を見る」
どちらも女流作家ですね。
私は、昔から女流作家の作品を選ぶ傾向にあるみたい。
「楽園のカンヴァス」は、読み終えた後も、この世界観に浸っていたいと思うくらい引き込まれました。
あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)
0コメント