自分を動かすのは結局自分
2021年4月12日の記事を加筆・修正して再投稿します。
最近カウンセリング講座を受講したのですが、改めて感じたのは、カウンセラーが解決策を教えてくれると思っていらっしゃる方が意外と多いということ。
これは知らなくて当然だと思います。
経験したことがなければわかりませんからね。
現在提供中の自分と一致団結する『トークセッション』は広義に解釈すれば、カウンセリングの部類だと言えると思います。
だからという訳ではありませんが、以前にも書いた記事「アドバイスは原則いたしません」のとおり、セッションでは原則アドバイスはいたしません。
また、解決策を示すような人生相談でもありません。
因みに一般的なカウンセリングは、ざっくり言うと、自分で決めて行動できる力を養うためのサポートです。
人に相談することを否定しているのではありません。
相談しようが何しようが、最終的に動くのは自分だということが言いたいだけです。
他人に自分の主導権は渡せませんよね。
自分を動かすのは結局自分だけ。
他人の意見を参考にして動いても全然いいんですよ。もちろん。
ただ、他人の意見が腑に落ちればいいけど、そうじゃない場合「それができれば苦労しないよ」って思うことも結構あるはず。
私はそうだった。
だったら徹底的に自分の内側を掘り下げて行く方が、解決への近道だったりします。
自分の内面の深いところにある本心が発掘されるから。
自分の本心は自分が一番よくわかっていると思いますか?
それが意外とそうじゃなかったりするんですよね。
今、何かお悩みがある方は、ご自分の本心が見えていないんだと思います。
それと、解決したくて掘り下げてみたら、解決しなくてもいいって思えることもあったり。
人の苦しみは、「したい」のに「できない」という葛藤から生まれるものだから、どっちでもいいやと思えれば、自然と心が楽になっていくものです。
また、自分の中には複数のネガティブな思いや感情が渦巻いています。
これらに気づいてあげるだけでも、苦しい感覚が薄れていくこともあります。
ということで、第三者の客観的な意見が必要なこともあるけど、こと自分自身の心や人生の問題に関しては、やはり自分自身に尋ねることをお勧めします。
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参考記事
【体との対話note】「やらなくちゃいけないのに手がつかない」と向き合ってみた
(noteに移動します)
心と体の調整で「自分と一致団結」をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)
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