「やればできる」と信じるのは逆効果!成長マインドセットは成長を妨げるという皮肉な研究結果が。

昨年の記事を加筆修正して再投稿します。




昔の私は、ポジティブなことを考えていれば、それ相応の現象が起きると思っていた時期がありました。20代の頃なので相当昔のことですけどね。


その後、新月のなんちゃらやお財布フリフリなどもやっていたことがあったなぁ。(遠い目)

自己否定が激しくて何かにすがりたかった頃ね。まぁ必要だったんでしょう。

(このような魔術的なものはやるべきではないと言っている人もいます。今は私も同意します。)


今は、無理やりポジティブなことを考える必要はないと思っています。

ネガティブな思いに巻き込まれるのもいけませんけどね。その思い込みは嘘だから。


そもそも、前向きに考えれば物事がうまく行くって考え方は眉唾で、それよりも他にやった方がいいことがあるのでは?と思っちゃうんですよね。


そんな私に、こんな記事が流れてきました。

成長マインドセットに関するエジンバラ大学の研究結果です。


この研究結果が100%正しいとは言いません。

でも、私の感覚と合っているんですよ。




成長マインドセットは、心理学者のキャロル・ドウェック氏が提唱した概念で、「自分の能力は努力によって成長していくことができる」という考え方です。

これに対する固定マインドセットは、「自分の才能、資質、性格は持って生まれたもので、変えることはできない」ということになります。


成長マインドセットは、平易な言葉で言えば「やればできるようになる」「やればできる」ですね。


成長マインドセットの人もいれば、固定マインドセットの人もいて、前者は前向きに努力でき、後者は努力しても無駄と考えるので努力しないということになるということらしいです。




だがしかし、ここに来てこの「成長マインドセット」が実は効果がなかったという研究結果です。

再度言いますが、この研究結果が全てではないとは思います。でも…。


研究は、9~13歳の600人以上の子どもたちを対象としたそうです。原文には中国人とありました。

詳細は記事を読んでみてくださいね。短い文章なのですぐ読めるはずです。


一部引用してみます。

研究者たちが、子どもたちが困難を乗り越える際にマインドセットよりも重要であると結論づけたのは、「ハードワークと粘り強さ」です。
「成長できる」と信じさせることが、子どもたちの成長を妨げるといった実に皮肉な結果が出てしまったことになります。
また、これに続く大学生を対象とした研究においても、同様の結果が得られました。そこでも「成長マインドセット」は適切に機能せず、生徒のパフォーマンスになんら影響を与えるものではなかったのです。



困難を乗り越えるのは、マインドセットよりも「ハードワークと粘り強さ」だそうです。

やはり「行動」が全てなんですよね。「全て」は言い過ぎか。


ただし、行動しようとしてもできない人も大勢いらっしゃるでしょう。

その場合は視点を変えないとね。

私がいつもご提案している、「自分の内面の深いところを見つめる」というのもその一つかな。


これをやると自分で自分の足を引っ張ることがなくなってくるはずです。


微力ながら私でもお手伝いできるかもしれません。

こちらなどはいかがでしょう。

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長沼美恵(ながぬまみえ)