スピリチュアルな視点から人生を考えるとメンタルが良い状態になるようです。

まず最初に、「スピリチュアル」という言葉について説明させてください。


ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、日本ではここ最近「スピリチュアル」という言葉が独自の解釈をされていて、欧米とはかなり乖離があります。


オカルティックな現象、サイキックな力、それと「引き寄せ」などを指して、「スピリチュアル」と解釈している人が多いような気がします。




以前、占い師さんが「私にはスピリチュアルな力はない」とおっしゃっていたのを聞いて、一瞬「ん?」と思いましたが、文脈から「サイキック能力がない」と言いたかったのだとわかりました。


日本には、そんな現状があるということです。

私が20代の頃は、「スピリチュアル」は精神性とか精神世界と言っていて、サイキックとは一線を画していたような気がしますけどねぇ。(遠い目…)


では、本来の意味はどんなものでしょう。

ネット上の英英辞典で「spiritual」を調べてみました。

relating to deep feelings and beliefs, especially religious beliefs
深い感情や信念、特に宗教的信念に関するもの

of or relating to the inner character of a person
人の内面的な性格の関係

Cambridge Dictionaryより引用


あれ?わかりづらいかな?

少なくともオカルトじゃないことはわかりますよね。



つまりは、

・人生の意義とは

・自分は本当はどう生きたいのか

・本当の自分とはなんだろう

等について考える。

これが「スピリチュアルな視点で人生を考える」ということです。


メンタリストDaigoさんが言うには、

普段から答えが出ないようなハードな問題に取り組んでいる人の方が、日々の不安が軽く感じられてメンタルが良い状態になる。うつにもなりづらい。
スピリチュアルな視点から自分の人生を考えられない人はメンタルがやられる。

とのこと。

これはアメリカのケース・ウエスタン・リザーブ大学の研究によるそうです。


ここでも何度か書いていますが、私が自己申告のパニック障害だった頃、「自分は本当はどう生きたいのか」に向き合っていたら自然と不安感がなくなっていたのは、そういうことだったのかもしれませんね。


うつもパニックも、本当の自分を生きていないことの表れだしね。


とは言えども、この視点だけで考えてばかりでもよろしくないと思います。

現実的な視点も当然必要ですよね。




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長沼美恵(ながぬまみえ)