パニック障害などの不安神経症の方へ贈る言葉

パニック障害などの不安神経症の方へ贈る言葉があります。
その言葉とはこちらです。

あなたは憧れの人生を生きるために健康になるのではありません。憧れの人生に向かって一歩を踏み出せば、健康になれるのです!

クラウス・ベルンハルト『敏感過ぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる』(CCCメディアハウス、2018年)より引用


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この言葉は著者のモットーで、ご自分のカウンセリングルームで言わない日はないくらいだそうです。



当サロンです。




私、これ凄く分かります。

パニックの症状に悩まされていた頃、この冒頭の言葉どおりに行動していたら、いつの間にか症状が出なくなりました。


初めてセラピーを受けた時はイギリス行きを前にしていたので、パニックをテーマにセッションをしましたが、帰国してからは、もっぱら自分の人生をどうしていくかを主訴としてセッションを受けていたように思います。



著者のクラウス・ベルンハルト先生はおっしゃいます。


患者さんに

「あなたにとって本当に素晴らしい人生とはどういうものですか?」

と尋ねると、多くの場合

「パニックのない人生」

という答えが返ってくる

と。





パニック発作は、あまりにも長い間、心の声を無視しているため、それを知らせる警告だと言います。


パニック障害を含む不安神経症は辛いです。

それを解消したいと言うのはよく分かります。


でも、それよりももっと大事なことを忘れてはいけないんですね。


現在提供中のストレスクリアは、ご自分が今後どうなりたいかを考えていただきます。
それを言語化して目標として設定して、セッションを進めていきます。


その目標は、仮に「パニックのない人生」でもいいのですが、とりあえず不安は置いといて、「憧れの人生」にフォーカスした方がいいのかもしれませんね。




あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)