鍼治療が至福♪治療院に通うことが目的にならないよう注意しないとね
現在定期的に鍼灸院に通って治療中の私。治療と言うよりメンテナンスかな。まあいいや。
その治療が私にとって癒しになっている。もちろん、効果も感じている。
鍼を体に刺すのに痛くないんです。
何でも、痛いと効かないらしい。
痛くないものだから、刺したままベッドでリラックスする時間は至福。
先生が刺している時間と刺したままベッドの上で待つ時間は、裏表で計1時間弱かな。
「このままずーっと通いたいなぁ~」と思うくらい。
実際、先日治療院のベッドの上で幸福感をじんわりと感じながら、そう思ったばかり。
いやいや、これはまずい。
リラックスして幸福感を感じられるのはいいことではある。
けど、この気持ちのままだと治りが遅くなる可能性も秘めている。
だって、良くなってしまったら通えなくなるから。
自由診療につき、そこそこの出費になるので、やっぱりずーっとはあり得ない。私の場合は。
経済的に余裕があれば、そうなってしまうかもしれないな。
実際あるみたいですよ。
例えば心理セラピー。
セッションの度に泣いてすっきりすると、この爽快感を得るために何度も受けたくなる。
すると、本来の問題の解決が二の次になって、セラピーを受けることが目的になってしまう。
問題が解決すると通えないから、当然問題解決は遅れる。
無意識の領域のことだから本人は気づいていないけどね。
これは一例なので、必ずしもそうだとは言いません。
泣くことで気持ちがラクになることだって多々あるし。
こういう可能性も秘めてますよってこと。
治らないことで得るメリットがあるって話し。
これも、セカンダリーゲイン(第二次疾病利得)になるんでしょうね。
セカンダリーゲインとは、病気のままでいれば、親や周囲の人に優しくしてもらえる・気兼ねなく休める等のメリットがあるため、治りにくくなるという現象のこと。
「このままずーっと通いたいなぁ~」と思いつつ、通うことが目的にならないように気をつけようと思ったというわけです。
自分にとっていい感覚はちゃんと感じますけどね。
この感覚が自分の中で増えることも大事だしね。
鍼灸は自律神経を整えることが可能なので、緊張しやすい人、不安になりやすい人、敏感な人にも適しているようです。
もしかしたら、今流行りのHSPにもいいのかもね。知らないけど。
自分では全く気にしてないけど、私もネット上の診断テストをするとがっつりHSPだからね。でも生きづらくはないよ。
実際、先生に「いつもアンテナ立っているようなもの。もっとぼーっとできるようになるといいね~」と言われました。
アンテナが役立つことも多々あるけど、過ぎると辛いよね。
ということで、ぼーっとできるようになるために、しばらくは頑張って通うつもり。
今も十分生きやすくなったけど、さらに生きやすくなるんだと思ったら、今後の自分が楽しみ。
あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)
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