「今年も何も変わらなかった…」と毎年年末に落ち込んでたな

生きづらかった頃の私は、このままの自分はイヤと思いつつ、何も行動を起こさない自分を情けなく感じてた。
そして、年末には「今年も何も変わらなかったな~」と苦しい思いに襲われていた。



年齢的にも経歴的にも転職は難しいし、副業も軌道に乗らず、どう動けばいいのかわからずイライラが募るばかりだった。
当時を振り返れば、自分では気づいていなかったけど自己否定も激しかったみたいだし。


休日に外出している時も、「こんな気持ちが半分死んだような生活をいつまで続けるんだろう。このまま死にたくない」なんてことが頭をよぎって、その時間を100%楽しめなかったり…。



当時勤めていた会社の仕事は、私にとっては面白くなかったし、それでも報酬が良ければ何とか心の折り合いもついたんでしょうけど、それもなく。


-----給与が低かったおかげで、結果的に退職する決意が固まったから私にとっては良かったんだけどね。でも、会社を辞めて起業を勧めるわけではありません。定収入は貴重だし。


つまり不満と不安にまみれた日々だったわけだ。
病んでたな~。

そりゃあパニック障害(自称)にもなるわけだ。
本当の自分を生きてないんだもん。自分を思い切り押し殺してきたんだもん。

病気は、「今の生き方間違っているよ」という自分からのメッセージだからね。



そんなこんなで自分と向き合って数年。
今は心安らかで気持ちが安定していることが多いです。
数年前の私とは雲泥の差。


一言で表現すると、「達観」ですかね。

ん?「達観」て自分でよく使ってるけど、正しくはどんな意味だろうか。
ということで、「達観」を辞書で調べてみました。

goo国語辞書より引用します。

1 広く大きな見通しをもっていること。遠い将来の情勢を見通すこと。「時勢を達観する」
2 目先のことや細かなことに迷わされず、真理・道理を悟ること。俗事を超越し、さとりの境地で物事にのぞむこと。「人生を達観する」


いや、私はここまでじゃないな(笑)
これ、素晴らしいじゃないですか。こうなれたら最高。
いや~いいな、達観。


まぁでも、昔に比べたら結構近づいてきてはいるかも。あまりジタバタしなくなったし。
「ジタバタしてもなるようにしかならない」という気持ちは常に持っています。



自分の内面と対峙する機会のないままに会社を辞めたら、不満も不安もそのままで、心の状態は何も変わらなかったと思う。


だからと言って、会社が辛くても我慢して居続けろと言っているわけではありませんよ。
逃げた方がいい時もあります。


とは言っても、自分の問題は、場所を変えてもまた浮上してくることが多いけどね。

だから、自分と向き合って、自分の本心を知ることはとても大事。
自分が変わらないと、何度でも似たような問題や悩みがやってきます。


私の場合、よく聞く「自分が変われば周りも変わる」は実感ないけど、数年かけて自分と向き合ったら、確実に自分自身や自分の状況を否定して苦しくなることはなくなりました。


あの頃の私は今より若かったのに、何をそんなに焦っていたのだろうかと不思議に感じるくらい、私の心象風景は様変わりしました。

本当にラク。軽い。体重は増えたけど。トホホ。



以上、長々と自分語りをすみませんでした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。



あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)