思考が止まらない時は身体に意識を向けるといいよ

人って常に何か考えてますよね。
1日6万回思考して、その8割はネガティブって言われてるんですね。


そして、その自然発生する思考にはあまり意味がないと言うか、気にしなくてもいいと言うか…。
なのに囚われちゃったりするよねぇ。わかります。


そんな時は、身体に意識を向けるといい。


ぎゅうっと手を握ってもいいし、自分で自分をハグやバタフライハグしてもいいし、呼吸に意識を向けてもいいし(深呼吸しなくてOK)。
でも、ただやればいいってものではない。その時にその身体の感覚に意識を向けることが大事。

私は、心身ともにざわざわしたとき、敢えてそのざわざわに集中してじっくり感じます。すると、そのざわざわが消えていくんですよ。



ある心理カウンセラーさんが言ってたんだけど、フラッシュバック(トラウマが原因で、後にイヤな感情、感覚が蘇ってくること)が酷い人が毎日決めた時間に「自分で自分をハグ」をやったところ、1週間でそれが軽減したらしい。



トラウマ(心的外傷)とかフラッシュバックとか、自分に関係ないと思う方も多いかもしれません。が、大なり小なりほとんどの人にあるようです。


フラッシュバックとは、過去の出来事を思い出した時にイヤ~な感じとか感情が湧き上がることってありますよね。それです、それ。
大きなものから小さなものまであります。



欧米の報告では、何らかのトラウマ を体験する比率は約20 ~ 80%とされています。16歳までに一つ以上のトラウマを体験する子どもは約7割いるそうです。


トラウマは、大事故や震災に巻き込まれたような時だけではなく、何の変哲もない日常生活や普通の人間関係の中で作られることも多々あるんです。



自覚なくトラウマになっていることは結構ありそうですね。


てことで、脅すわけではないけど皆さん大なり小なりあると思いますよ。フラッシュバック。

私の勝手な想像だけど、だから強炭酸水が売れるんじゃないかな。炭酸水は胸の辺りをスッキリさせてくれるからね。

お酒だって、買い物だって、過食だって、仕事だって、趣味だってそうかもしれません。
イヤな感情、感覚から逃げるための行為であることも少なからずあるでしょうね。



「ストレス解消」と言いながらやっていることって、実はフラッシュバックから逃げる行為かもってこと。
それが悪いのではありません。自分を守るためにしている行為なので。


ただ、きちんと専門家に相談すれば根本的に楽になるということはお伝えしたい。



現代人は頭ばかり働いていますよね。大事だけど、それだけじゃちょっとね。
ぜひ、身体に意識を向けることもお忘れなく。


心理カウンセラーの高牟禮憲司(たかむれけんじ)さん開発のエモーショナル・リ・バース・セラピーのクイック・マインドフルネス・テクニックなどを使っても、今、ここに意識を集中できます。


やり方は、トークセッションの中でお伝えできます。
自分と一致団結する「トークセッション」


また、高牟禮さんの書籍「理由のない不安を一瞬で消す方法」にも載っています。
ただし、テクニックは出版当時より進化しています。それでも効果はあると思います。




体との対話noteをnoteで書いています。



あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)