腸は人間の土壌。心の不調には食事が大事

2020年4月の記事を加筆、修正して再投稿します。


以前定期的に講座を受けていた予防医学に特化したクリニックの医師は、うつ病の患者さんには腸を整えるために食生活を見直してもらうとおっしゃっています。

身体の問題は心から見た方がいいとも。


また、東洋医学も取り入れている別の医師が、パニック障害の患者さんに砂糖を止めるように指導したと聞きました。

糖代謝と感情は密接な関係があるようです。


私は専門家ではないので詳しいことは省きます。

が、身体と心が切り離せないことは確かです。


そして、身体を作るのは食べ物です。食べ物を吸収するのは腸です。

腸は人間にとって土壌なんです。

従って、この土壌がしっかりしていないとどうなるかは、ご理解いただけるのではないかと思います。


ただし、食べる物が大事と言っても、万人に合う絶対的に正しい食事はありません。

体質は人それぞれだし、タイミングもあるでしょう。そして、正しいだけで食事をすることほど味気ないことはありません。



ということで、その辺のことが書かれている書籍をご紹介しますね。


実践! 腸脳力 【腸】から始める【元気】の作り方(長沼敬憲/BABジャパン)


ゆるむ! 最強のセルフメンテナンス「腸」から始まる食事の教科書(長沼敬憲/サンクチュアリ出版)


脳はバカ、腸はかしこい: 腸を鍛えたら、脳がよくなった(藤田紘一郎/三笠書房)



食生活を変えることで心身ともに楽になる可能性は大です。

その上で、カウンセリングやセラピーなどを併用すれば相乗効果が得られると思います。


再度言いますが、心と身体は分けられません。心身一如という言葉があるくらいです。

ホリスティック(全体性)に考えることが肝要ではないでしょうか。




心と体の調整で「自分と一致団結」をお手伝いする

心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)