給食の完食指導ってまだやってたのねぇ。

私は給食が恐怖な子供でした。

まあ、給食だけでなく保育園や学校自体だけどね。


その頃の私は、自己否定(自分で気づいちゃいませんが)が激しく、特に親抜きで外出した時なんか緊張してビクビクしてたと思う。


そういう時って、横隔膜が硬くなって呼吸は浅くなるし、当然胃もガチガチ。

食欲なんか出るはずもありません。

そんな私にとっては、給食を全部食べろだなんて拷問でしかないんです。



もちろん、精神的な問題ではなく、ただ単に小食や偏食の子もいるかもしれません。

(それだって心の問題が関わっているかもしれないけど)


いずれにしても、強要するのはナシだよなぁ。


栄養が取れないと心配していた先生もいたようですが、私は家でしっかり食べてましたから、心配には及ばないんです。


しかも、食べ過ぎより小食の方が健康的と言われる現代。

1日30品目も昔の話しだと聞きますからね。



先生も良かれと思ってのことだとは思うけど、それって自分の価値観ってだけだし。


今は、昔と比べたら完食指導はなくなってきたらしいけど、先生によっては行き過ぎた指導がまだまだあるようですね。

虐待に近いという理由で、とっくに止めていたと思い込んでいたわ。子供が身近にいないので知りませんでした。


ということで、調べてみたら「完食させられない教員は指導力が足りないとされる」らしいです。

くだらないよ。まったくもう。そんなことないし。先生も大変ですね。


ということは、完食指導に対する先生の熱量の違いは、自分の評価に対するこだわりも関わってきそうだな。

一筋縄ではいかない問題のようですね。


でも、こんなことで子供が犠牲になってトラウマを作られたらたまったもんじゃないので、ぜひとも改善してほしいところです。



そうそう、人間は「食べなくていいよ」と言われた方が食べられるそうですよ。

わかるわ。力が抜けて気楽になれるからね。

(「そんなこと言ったら本当に食べないんですよ!」という声が聞こえてきそうね。何でもそうだけど絶対じゃないから!)




あなたの心と体の調整をお手伝いする

ゆんわりタッチとストレスクリア


長沼美恵(ながぬまみえ)