インナーチャイルドは生きづらさの一因かもしれないけど、こだわらなくてもいいんじゃない?
現在絶賛モニター募集中の「お悩みに ゆんわりタッチ」は、インナーチャイルドのせいで生きづらいと思っている人にもおすすめしています。
と言っても、私、インナーチャイルドセラピスト養成講座を受けたにも関わらず、インナーチャイルドという概念には囚われない方がいいと感じているんですよね。
だがしかし、インナーチャイルドワーク/セラピーのような手法を否定するわけではありません。
それが合う人もいるかもしれませんし、その人の状況によっても必要な手法が違ってくるでしょうし。
そもそもインナーチャイルドとは、過去(主に幼少期)に抑圧した感情のことです。満たされなかった思いでもあります。
心の傷、トラウマという言葉に代えてもいいかな。
それが、大人になった今の自分に影響を与えて、生きづらさの一因となったりしています。
でもね、ただの感情を「インナーチャイルド」って決めたとたん、ますます厄介なもののように感じてしまうんですよね。
(よく言う「(心理的)ブロック」も同じ匂いがします)
最も私は、インナーチャイルドに限らず、何でもかんでもレッテルを貼らない方がいいと思っているんですけどね。
こじつけたり、意味づけたり、信じ切ったりは近視眼的になる可能性も高いしね。
なんか、偉そうですみません。
ただ、インナーチャイルドのせいにして少し楽になったのであれば、しばらくはそうしていてもいいと思います。
でも、そのせいにし過ぎるのは、何て言うか…真実が見えなくなってしまう可能性があると感じます。
脳は自分の都合のいいように理由をでっちあげることがあるそうです。
「現在の考え方が過去に意味づけする」とおっしゃる心理学者もいます。
だとしたら、嘘かもしれない「インナーチャイルドのせいで今こんなに辛い」にこだわるより、「今の自分はこういうことで辛い」と考えた方が、生きづらさを解消するには合理的じゃないでしょうか。
だからと言って、過去の経験が現在の自分に引き継がれていないわけではありません。
何て言うか、インナーチャイルドにこだわり過ぎるのが良くないってことかな。
難しいな。
提供中の「お悩みに ゆんわりタッチ」は、今の悩みを思い浮かべた時の体の感覚に寄り添います。
「ストレスクリア・メソッド」も、その人の中にある今の正直な思いや感情、時には身体感覚を扱います。
どちらも、とにかく今の自分にしかフォーカスしません。
現在の自分は過去の集大成とも言えます。が、過去の出来事に対しての感情を感じているのは今の自分です。
なので、過去を掘り下げるより、今の自分の感覚を大切にします。
あなたの心と体の調整をお手伝いする
ゆんわりタッチとストレスクリア
長沼美恵(ながぬまみえ)
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