スピリチュアル難民だったのかも、昔の私。

昔の私は、ポジティブシンキングや占いでどうにか人生を好転できないかと思っていたことがあります。引き寄せの法則が流行る前のことです。



行動を起こさずに楽になりたいと思っていたのかな。努力せずして人生好転!みたいな魔法的な何かを求めていたのかも。

いやいや、今気づいた。自分は無力だから何をしてもうまくいかないと思っていたんだ。無意識に。

そりゃあ、魔法にでもすがりたくなるわ。



そして、外にばかり幸せを求めていました。「アレさえ手に入れば幸せになれる」みたいに、エゴの願いを追い求めていました。

だから当然、自分が本当の意味で何をしたいのかはわかっていませんでした。

今で言う、スピリチュアル難民だったのでしょうね。



この後ろ姿の少女は8歳の時の姪@ニュージーランド





何をしたいのかわからないのは本心、本音を見失っている状態です。

長年、自分の感情を素直に認めていなかったり、人の顔色を伺ってばかりいたら、わからなくなるのが自然です。また、恐れや不安ベースで生きているとわかりにくくなるでしょう。



私がまさにそうでした。

不安や恐れがあるから、この先どうなるか占ってもらったり、無理やりポジティブな思考にもっていったり。不安だから安心感を求める行動ばかりしていたのかもしれません。迷走していました。



そして、そんなこと不毛だからもう止めろと言わんばかりに、パニック障害になりました。ある意味ラッキーだったのかな。






だからと言って、占いは否定しません。特に占星術は私も参考にしています。

でも今では、未来予見は不要だと思います。知りたいと思いません。

だって、わかっちゃったらつまらないじゃないですか。

しかも、知ったとしてもそれが現実化するとは限りませんし。ましてやそれが悪いことだったら…。



将来どうなっているかより、今どうしたいかの方が重要じゃないでしょうか。

とは思うのですが、難しいところもあるので、自分ではそのように心掛けているとしか言えない(笑)



大事なので何度も言っていますが、自分から逃げていては何も始まらないことだけは確かです。

辛くて逃げたいと思ったこともありますが、自分と向き合ってきた甲斐あってか、今ではパニック障害は寛解しています。







もし、願いを叶えることや運気を上げることが目的で、引き寄せの法則やパワースポット巡りや魔術的なことをやっても何も変わっていないのであれば、ぜひ自分と向き合って見つめることを強くおススメします。



引き寄せなどを否定しているわけではありません。楽しんでできるのならいいんです。

でも、必死にすがるのであれば止めた方がいいのではないかと思います。

ただ、魔術的なことはやらない方がいいと以前聞いたことがあります。お財布ふりふりなどのおまじない的なものも含め。遊びだとしても。



自分て結構凄いんですよ。より良く生きるカギをたくさん持っています。

使わない手はないと思いますがいかがでしょうか?



長沼美恵