ご自分の気づかなところで人助けしているかもしれませんよ
読んでいただかなくても今日の投稿は理解していただけます。
今日は自己満足のために書きます。その辺ご了承いただけると幸いです。
パニック障害を患っていた頃の2010年に、周杰倫(Jay Chou)さんのコンサートのため、一人で台湾に行きました。2泊3日の旅でした。
この時の私は、飛行機に乗る前から、ずーっと予期不安が続いている状態で、不安が恐怖になってしまって困ったということは昨日書いたとおりです。
こうなってくると、何をしても怖いんです。ホテルの部屋にいても外に出ても。
一番気が紛れたのは、人と話しをしている時だったと思います。
この方たちには、感謝してもしきれないほど感謝しています。ご本人たちは、全く気づいていないでしょうけど。
私、SOS出したわけじゃないし。
その方たちの中には、知人もいれば、もう2度と会うことはないかもしれない台湾人の方もいます。
時系列で書いてみようかな。
まず、桃園空港に着いてホッとしたのは、面識のあるJay友さんたちに遭遇したことです。
同じ便で来ていたようです。しかもホテルも同じ。ちょっと安心しますよね。
次に、お土産のパイナップルケーキを買いに寄ったパン屋の女性店員さん。若かったかな。
私がいくつ買うか迷っている最中に、ずっとついていてくれて数を一緒に数えてくれました。
何だか嬉しかった。
次は、ホテルのコンシェルジュ(?)の年配の男性。
路線バスで空港まで行くのは、今の精神状態ではきついと思ったので、タクシーの予約をお願いしました。
出発時間が自分の想定よりも、かなり遅くてビビった私がその旨伝えたら「大丈夫!信じて!」と言われ、大船に乗った気持ちになれたものです。
ああ、書いてて泣けてきた。
次、ホテルの売店の女性店員さん。
お寿司とおにぎりを選んでいた私に、にこやかに英語で「どこから来たの?」と聞いてきました。
外国人てことだけはわかったようで…。私はよく無国籍な顔と言われるのでね(笑)
答えている間も会計している間も、終始にこやかに接してくれて、心があったかくなった瞬間でした。
次、スーパーのレジ打ちの女性。
台湾華語(中国語と思っていただければ)で袋を要るか要らないか聞かれ、不要か不用か迷って「不・・・」と言いかけて止まったら、笑顔で「不用」と教えてくれて、何度か発音練習までしてもらったり。
楽しかった。
私の宿泊したホテルで待ち合わせたJay友さん。
ブログを介して知り合ったので初対面でした。
軽く食事をしようということになったので、食欲がなかった私は心配かけない程度に、自分のコンディションのことを伝えました。
コンサートが始まるまで、Jayの話しや取り留めのないことを話したような記憶があります。
でも、何より一緒にいてくれるだけで本当に心強かった。この方との約束がなかったら、もしかしたらコンサートに行かずにホテルに籠っていたかもしれません。
そして、偶然コンサート会場で隣り合わせた日本人女性。
お互い席を間違っていたというハプニングが巡り合わせてくれた妙。
しばし歓談できたお陰で私の中にワクワク感が生まれたのかもしれません。
最後、周杰倫さん。
あなたの音楽で救われました。恐怖が突然吹き飛びました。
ありがたくて涙が出てくる。
皆様、その節は助けていただきまして、本当にありがとうございました。
おそらく、この方たちは私が泣けるほど感謝しているとは自覚されていないでしょう。人助けしたなんて微塵も思っていないでしょうね。
Jay友さんたち以外は、職責を全うしただけなのかもしれません。
ご本人たちは、当たり前なことをしているだけだと思っているでしょう。(仕事抜きにしても、台湾人は親切な人が多いですけど)
だから、人には親切に笑顔で接しましょうなんて言う気は全くありません。
そんなこと思わなくても、人から感謝されていること、人助けしていることがあるかもしれないってことです。
もしかしたら、その方たちは仕事だから親切にしただけかもしれませんが、それでもOKです。
私は救われたのだから。
今日はこの辺で失礼します。
最後までお読みくださりありがとうございます。
追伸:
電話やメールに付き合ってくれた親や妹にも感謝しています。
心と体の調整で「自分と一致団結」をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)
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