出来てる?自分の状態を把握することは基本中の基本だよ

私が通っている鍼灸の先生との会話。


私が「おそらく子供の頃から今までずーっと自律神経狂いっぱなしだったと思う」と告げたら、「自覚してるって大事だよ。わかってない人が多いんだから」と言われました。 



そんなことを言われた直後、本の中にこんな一節を見つけました。
『身体が「ノー」と言うとき 抑圧された感情の代価』ガボール・マテ(日本教文社)55ページから引用しますね。

経済が発展すればするほど、私たちは自分の本当の感情に鈍感になってしまったように思われる。私たちはもはや自分のからだの中で何が起こっているかを感じることができず、したがって自分を守る行動をとることができない。


当たり前だけど、自分の不具合を自覚していないと自分を守る行動がとれないもんね。
問題に気づいていないから、当然問題に対しての対策を講じられないってことになりますね。
てことは、気づいた時には手遅れになっていることもあるでしょうね。


だから、体はもちろん、感情的な面でも自分が今どう感じているかってとても大事。

それを感じないと適切に処理できない。
処理できないと自身の深いところに残る。
後に健康に影響を及ぼすこともある。


現代人は、頭の活動が忙しくて心や体が感じていることまで気が回らない人が多いしね。
自分がバラバラで一致団結してない状態と言えるかな。実は効率が悪いと思う。


自分を知るって大切。
にもかかわらず、自分にそっぽ向いて過ごしている人が多いような気がするんですよね。
外側の何かを得ることばかりに目を向けてね。


そんな自分にそっぽ向いてる人に対して、体は抑圧してしまった未処理の感情に気づいてほしくて、痛くなったり不調を訴えたりすることもあるようです。

その人の生き方が間違っている時も。
未処理の感情に伴う思考によって、そのような生き方になってしまっているんでしょうけど。

それは、言わば体からのメッセージ。
体って健気で賢いんですよね。私はそう感じます。


ぜひぜひ、大きな不具合になる前に、本当の意味でご自身に興味を持って、心身ともに自分のケアをしてあげてくださいね。



体の声を聴くと自分が最高の味方になる。 ということで、noteでは体との対話の記録とテキトーなことを書いています。



あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)