「素直さ」は、より良く生きるためにとても大事な要素

2020年1月5日の記事を加筆・修正して再投稿します。


ビジネスや人間関係、成長や成功のためなど、あらゆる分野で必要なのが「素直さ」とよく言われますね。
もちろん「より良く生きる」ことにも関係しているでしょう。


私が生きづらかった頃は「素直さ」に欠けていたなぁとしみじみ。人の意見に素直に耳を傾けられなかった。過剰に反応していた。反発に近いかも。

従って、素直じゃないのは「生きづらさ」の証と言えますね。


心のメガネが無色透明ではないとも言えるかな。レンズが汚れている状態。色が付いているとも言える。まさしく色メガネだ。

レンズに「私はバカだ」「私は出来損ない」などのような間違った思い込みがたくさんこびりついている状態。ほんの一例ですけど。



そんな思い込みがあったら、自分を信じることがとても難しくなるでしょうね。

即ち、人を信じることもできないということになります。

自分では気づきにくいかもしれないけど、人を信じられない人って実は自分を信じていないんですよ。


だから、過剰に防衛本能が働くんでしょうね。
また、頑固、意地っ張り、見栄っ張りなども過ぎた防衛本能の表れです。これ、素直の逆ですね。


こうなってしまったのは色んな要因はあるけど、幼少期の傷ついた体験によるところは大きいです。


ここでは、この話しはこれ以上拡げません。




昔の私は、人から耳の痛いことを言われるとカチンと来て「私のことなんか何もわかってないくせに」と思うこともあったような気がします。(もちろんいつもではありません)


言った人のせいにして自分は悪くないと正当化していたこともあったように思います。

素直じゃないよね。てか、最悪。

いや、良い悪いの問題じゃないんですよ。自分を守るためでもあったから。
でも損してますよねぇ。


素直じゃない人って、人から指摘されても速攻で自分の解釈をかぶせてくるような気がします。
その解釈は思考の賜物。感情まで付いてきちゃったりして厄介この上ない。


てことで、人からアドバイスされた時、必要以上に反発心や負の感情が湧くのは生きづらさの表れ。自分を知るバロメーター。




ただ、世の中には独りよがりなアドバイスをしてくる人がいることも確か。(心理的な境界線の問題が潜んでいますね)

他人の言いなりになるのは、また別の問題。(素直に従ってみた方がいいアドバイスもありますけどね)


アドバイスに素直に耳を傾けられないのも、やたらアドバイスしたがるのも生きづらさの表れってことですね。


話しがそれそうなのでまとめます。
「素直じゃない=生きづらい」ということです。


他人からアドバイスされた時、それに従う従わないは別として、自分がどんな反応をするかがポイント。素直に聞く耳があるかどうか。


ご自分はどうでしょうか?
より良く生きるには、自分を知ることから始まります。




あなたの心と体の調整をお手伝いする
心理セラピスト 長沼美恵(ながぬまみえ)