時節柄、ちょっとしたことに過剰反応していませんか?
このご時世、
誰かがくしゃみしただけで白い眼を向ける
なんてことを耳にします。
しかも、怒鳴ったり殴り合ったり。
これは交感神経が働いて「戦うモード」になってしまっている状態でしょうね。
その人にとっては「生死を賭けた問題」に感じるんだと思います。確かに生死が関わる問題でもあるし。
こういう人を含め、特に日頃からキレやすいような人は、自律神経系の調整力に不具合が生じているのかもしれません。
この調整力は、胎児の頃から長年かけて養育者との関りの中で培っていくと言われています。
そして、この自律神経系の波に感情や言動がリンクします。
なので、怒鳴ったり殴り合ったり…となるわけです。
と同時に、一概には言えないけど、こんなふうに過剰に反応してしまうのは、怖れの感情などを抑え込んでしまっているからじゃないかと思います。
おそらくは、元々安心感の少ない人はキレやすいでしょうね。
ただ、ほとんどの人がイヤな感情や感覚、別の言い方をすれば心の闇は、猛スピードで心の奥に押し込めて蓋をしてしまっていると思います。
イヤな感覚や感情は感じたくないから仕方ないことではあります。
でも、これをないことにしても楽にはなりません。
自分では気づいていないでしょうけど、生きづらいと思います。キレやすいって生きづらいですよね。幸せには見えませんよね。
とは言っても、蓋を無理矢理こじ開ける必要もないんだけど。
でも、少しずつでも自分の心の闇と対峙していく価値はあると思います。
だからと言って、闇を全てなくす必要もないと思っています。
そもそも無理でしょうし。
ヒイヒイ言いながら自分を見つめてきて、昔に比べたら数倍軽く楽になった私だって、まだまだ自覚できていない闇がありそうです。
もし、色んなことに過剰反応してしまうのであれば、自分の闇を見つめてみることをお勧めします。
できればプロの手を借りて。
何て言っておいて、私は心理カウンセリングやセラピーを提供していません。
ご自分と相性が良さそうな人を探してみてはいかがでしょうか。
当サロンは、自律神経系の自己調整力を安定させることを目的の一つとしているボディセラピー「ゆんわりタッチ」と、自分を最高の味方にするためのコーチング技術「ストレスクリア・メソッド」を提供しています。
ただし、3月15日(日)までは対面セッションを休んでいます。
なお、「ストレスクリア・メソッド」はオンラインでも承っております。
まだプロの手を借りたくない場合は、怖れ、不安、悲しみなどネガティブな感情が出てきたら「怖いという思いがあるな」などと、素直に認めてあげることから始めてはいかがでしょうか。
いずれにしても、これは誰もが日常的に行った方がいいことだと思っています。
あなたの心と体の調整をお手伝いする
ゆんわりタッチとストレスクリア
長沼美恵(ながぬまみえ)
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