外見にこだわり過ぎるのは、実は自分をないがしろにしています。

テレビ番組「ザ・ノンフィクション」で、全身の美容整形を繰り返している39歳の女性を取り上げていました。これまでに総額3千万円かかっているそうです。

そして、3回離婚をされています。


この方が最後に放った言葉をご紹介します。(言葉どおりじゃないかもしれませんが)


「整形しても幸せになれなかった。」


この方の思い描く幸せが何なのかはわかりませんが、心の仕組みをご存知の方なら、そりゃそうだと思いますよね。

問題の本質はそこじゃない。


よしんば整形で幸せな気持ちになれたとしても、年齢を重ねた時にどんな気持ちになるのでしょうか。


自分の外見を受け入れられず、

また整形するのでしょうか?

アンチエイジングに命を懸けるのでしょうか?


外側に幸せを求めるのって際限がないと思います。

これは、外見に限ったことではありません。


(整形やアンチエイジング、また外見を整えることを否定しているのではありませんので誤解なきようお願いします。)  


この方のお母さんは、親戚に「この子はお母さんに似てきたね」と言われるたびに「不憫な子」と返答していたらしいです。

これをきっかけに整形したいと考えるようになったと言っていました。


(もしかしたらお母さんも容姿にコンプレックスがあったかもしれません。こういうのって実は子どもにコピーされたりするようです。)


お母さんから自分を否定されたような気持ちだったでしょうね。

もしかしたら、「私はお母さんに愛されてない」と感じてしまったかもしれません。


ご本人も「傷ついた。イヤだった。」と言っていました。


と言っても、このお母さんの発言が原因かどうかなんてわかりません。

いくら探しても永遠に原因は突き止められないと思います。



それでも、自分の本心を知ることはとても大事です。

そこを無視して整形という外側の幸せ探しに走っていては、本当の幸せは見つからないでしょう。

もっともっと自分の本当の声に耳を傾けてあげてほしい。


自身で探ることもできるかもしれませんが、カウンセラーなどにお任せする方が早いかもしれません。

そのためにプロがいるんですから。

私、気軽にカウンセリングやセラピーを受ける人が増えれば、今より平和な世界が創れるのではないかと思っています。


容姿だけの問題じゃありません。

「〇〇を手に入れたら幸せになれる」は幻想です。


その〇〇を求めるより、自分を徹底的に知った方が早く幸せになれます。

自分を満たせるものは外の世界にはありません。自分で自分を満たすしかないんです。



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ゆんわりタッチとストレスクリア


長沼美恵(ながぬまみえ)