死ぬ時って全然苦しくないんですって。

いつだったか、道路を渡るべく車が途切れるのを待っていた時のこと。

偶然、自転車を押した70代くらいの女性が私の隣に来て、2人で車が通り過ぎるのを待っていました。

私は徒歩です。



と、突然その女性が、自分が交通事故に遭った時の話しを始めました。

顔見知りでも何でもありませんよ。






「私この間、車にひかれて意識を失って死にそうになったんだけど、死ぬ時って全然苦しくないの。だから私、死ぬのが全然怖くなくなっちゃって。これが分かっただけでも事故に遭って良かったの。うふふふふふ」

と。



真偽のほどは定かではありませんが、私は臨死体験の本も読んでいるし、そんなこともあるだろうなぁと。

死ぬ間際の苦しそうな表情は、実は快感で恍惚としているからという説もありますしね。



冷静に考えると、本当に死にそうになったのかも怪しいもんです。

でも大事なのは、この女性の死に対する恐れがなくなったことじゃないでしょうか。






だって、見ず知らずの私にニコニコのウキウキで話すんですから、相当嬉しかったのでしょう。

そして心底安堵したご様子。

で、何だか楽しそう。発しているエネルギーが軽い。



これが真実なら、自分が死ぬ時にも希望が持てます。

苦しいとか痛いとかイヤだもん。



先日亡くなった愛猫が、死の直前にとても苦しそうでしたが、それが全然苦しくなかったと言われれば、私たち飼い主も救われます。



いずれにしても、この女性が残りの人生をニコニコのウキウキで生きていければこんないいことはありません。

「信じる者は救われる」です。




ゆんわりタッチとストレスクリア・メソッドで、

あなたの心と体の調整をお手伝いいたします。


長沼美恵(ながぬまみえ)