ツイッターでトレンド入りした「自己肯定感」。上げようと思って上げられるもんじゃない。
「自己肯定感」が、昨日ツイッターのトレンドになっていました。
ということもあって、2018年8月8日の投稿を加筆修正して再投稿しますね。
自己肯定感が高いとか低いとか気にしたことがない私。おそらく昔は今より低かったと思いますが。
「自分を愛しなさい」と言われても、「たぶん、愛していると思うけど…。よくわからん。そんなことよりこの苦しい状況がら抜け出したい。」と思っていました。
心の仕組みを学ぶようになって、自分を愛することが大切なのはわかったけど、それでもあまり意に介していなかったような。
実は、高い低いと自分で決めつけない方がいいのかもしれないとも思っています。それ自体、余計な思考かなと。囚われない方がいいのではないでしょうか。
よく、ジャッジしてはいけないと聞きますよね。他人も自分も。
でも、人は自分に対して、
「私のここがイヤ」
「このままの自分じゃいけない」
「自分のこと愛さなくちゃいけないのにできない」
などと、ついジャッジしてしまいます。
皆さん、自分に厳しいので。ホントに。
ここまでは、大なり小なり誰でもやっていることじゃないでしょうか。
自己否定の激しい人は、
「ジャッジしちゃいけないのに、またしちゃった。私って本当にダメ。」
と、さらに自分を否定するという悪循環に陥りがちです。
読んでるだけでも、キュッと締まるような詰まるような苦しい身体感覚があります。
ここは、
「今、自分のことジャッジしちゃったな。でも、まいっか。仕方ないよね。」
と流すしかないと思いますよ。
字面見ただけでもサラーっとエネルギーが軽くて流れる感じがします。私の身体感覚では
片や流れる感じ、片や詰まるような感じですから、何となくだけど運気というか人生の流れのようなものにも影響するような気がします。
では、自己肯定感を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
ていうより、どうしたら自己否定しなくなるか?ですね。
「肯定」の意味は、goo辞書によると
そのとおりであると認めること。また、積極的に意義を認めること。
です。
ということは、「自分を否定してしまう自分も、そのとおりであると認める」ということになります。
要するに、どんな自分も、ジャッジしちゃう自分も含めて、自分の存在そのものを無条件で肯定するということです。
自分の真の味方は自分です。その味方に否定されちゃったら、そりゃあ迷走しますよね。苦しいですよね。
もし、自分を否定する想念が湧いたら、「まいっか、今は仕方ないよね」でもいいけど、「そのとおりである」を使ってもいいかもしれません。ちょっと硬いかな。
今思いついたから書いてみたんですけど。
例えば、
「私のここがイヤ」「そのとおりである」
「このままの自分じゃいけない」「そのとおりである」
「自分のこと愛さなくちゃいけないのにできない」「そのとおりである」
どうでしょうか?
ただの思いつきなので気にしないでくださいね。
でも、何だか面白いな。
「今は」をプラスして「そのとおりである、今は」でもいいかな。
あと、バカボンのパパの「これでいいのだ」もありますね。
いずれにしても、ご自由にどうぞ。
大事な問題が残っていた。
もしかして、なりたい自分になれたら「自己肯定感」が高まると誤解していませんか?
例えば、
「もっと稼げるようになったら」
「**㎏痩せたら」
「**の資格を取ったら」
「病気が治ったら」etc...
条件付きの自分じゃないと肯定できませんか?
この誤解があったままだと、いつまで経っても永遠に自分を肯定することは難しいと思います。
「今のままの自分でいいや」と思えたら楽だと思いませんか?
(だからと言って努力するなと言っているわけではありません)
人の目や世の中の評価などが関係ないところで、自分が本当はどうしたいのかを自身に問うことも大事だと思います。
それと、
サラっと流せず、どうしても苦しさが勝ってしまったり、イヤと言うほど何度も否定の言葉が浮上する場合は、掘り下げた方がいいと思います。
あなたの心と体の調整をお手伝いする
ゆんわりタッチとストレスクリア
長沼美恵(ながぬまみえ)
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